【コラム】どこからが不貞行為として認められるのか
事務員:離婚問題について、不貞行為(ふていこうい)という言葉を聞くことがありますが、不貞行為とは、何ですか。
弁護士:不貞行為とは、配偶者以外の異性と自由な意思で性的な関係を持つことをいいます。
ここで、事例を設定して説明します。Aさんは、妻Bさんと結婚して、子供がいるとします。Aさんは、独身の若い女性であるCさんと性的な関係を持ったとします。AさんがCさんと性的な関係をもったことは、不貞行為にあたります。
事務員:妻がいる男性(Aさん)が独身の若い女性(Cさん)と二人きりで食事にいくことは、不貞行為にあたりますか?
弁護士:AさんとCさんが二人で食事にいくことは、不貞行為にあたりません。
事務員:AさんとCさんが二人で手をつないで、街を歩くことは、不貞行為にあたりますか?不倫をしているという感じがあるのですが。
弁護士:法律論としては、AさんとCさんが二人で手をつないで街を歩くこと自体は、不貞行為の概念には、あたらないと考えられます。もっとも、AさんとCさんが二人で手をつないで街を歩いていた事実が、AさんとCさんが性的な関係をもったことを立証するための間接的な事実として、裁判などで主張される場合があります。
事務員:AさんとCさんが二人で手をつないで歩いていたという事実が不貞行為にあたるか否かという問題と、AさんとCさんが二人で手をつないでいたのだから、AさんとCさんの間には不貞行為があるのではないかという推理の問題は、別なのですね。
事務員:探偵さんに、AさんとCさんが二人でラブホテルに入っていくところを、写真に撮ってもらった場合には、どうですか?
弁護士:AさんとCさんが二人でラブホテルに入っていく場面の写真があれば、AさんとCさんの不貞行為の立証について、有力な証拠となると思います。コラム(離婚、どこからが不貞行為として認められるのか)
事務員:離婚問題について、不貞行為(ふていこうい)という言葉を聞くことがありますが、不貞行為とは、何ですか。
弁護士:不貞行為とは、配偶者以外の異性と自由な意思で性的な関係を持つことをいいます。
ここで、事例を設定して説明します。Aさんは、妻Bさんと結婚して、子供がいるとします。Aさんは、独身の若い女性であるCさんと性的な関係を持ったとします。AさんがCさんと性的な関係をもったことは、不貞行為にあたります。
事務員:妻がいる男性(Aさん)が独身の若い女性(Cさん)と二人きりで食事にいくことは、不貞行為にあたりますか?
弁護士:AさんとCさんが二人で食事にいくことは、不貞行為にあたりません。
事務員:AさんとCさんが二人で手をつないで、街を歩くことは、不貞行為にあたりますか?不倫をしているという感じがあるのですが。
弁護士:法律論としては、AさんとCさんが二人で手をつないで街を歩くこと自体は、不貞行為の概念には、あたらないと考えられます。もっとも、AさんとCさんが二人で手をつないで街を歩いていた事実が、AさんとCさんが性的な関係をもったことを立証するための間接的な事実として、裁判などで主張される場合があります。
事務員:AさんとCさんが二人で手をつないで歩いていたという事実が不貞行為にあたるか否かという問題と、AさんとCさんが二人で手をつないでいたのだから、AさんとCさんの間には不貞行為があるのではないかという推理の問題は、別なのですね。
事務員:探偵さんに、AさんとCさんが二人でラブホテルに入っていくところを、写真に撮ってもらった場合には、どうですか?
弁護士:AさんとCさんが二人でラブホテルに入っていく場面の写真があれば、AさんとCさんの不貞行為の立証について、有力な証拠となると思います。