アスペルガー症候群の相手方と離婚をしたい
アスペルガー症候群とは
アスペルガー症候群とは、人の発達における障がいの一種です。
アスペルガー症候群の特徴の一つとして、非言語のコミュニケーションをとることが苦手と言われています。
また、アスペルガー症候群の特徴として、興味の対象に対して、集中力を発揮する場合もあると言われています。
夫婦関係とアスペルガー症候群
アスペルガー症候群の特徴として、非言語のコミュニケーションが苦手という特色があると言われており、日常生活において、その場の空気を読むことができない、相手の気持ちを察することができない、言葉を文字通り受け取ってしまい、冗談が通じないなどの場面に直面することもあると思います。
また、アスペルガー症候群の特徴として、興味の対象に対して、集中力を発揮する場合があると言われており、日常生活において、興味のあることにとことんのめり込むといった行動に現れる場合もあると思います。
人それぞれ個性や性格があり、配偶者がアスペルガー症候群だとしても、そのことで、一概に夫婦関係が悪化するとも限りません。
一方、配偶者から求められていることに対し、上手に対応できない場合、夫婦関係悪化の原因となる場合もあります。
アスペルガー症候群と離婚
仮に、配偶者(夫または妻)がアスペルガー症候群だとしても、それ自体は、直ちに離婚原因とはならないと考えられます。
アスペルガー症候群であっても、その程度は、人によって様々です。また、アスペルガー症候群だとしても、高い能力を発揮する人もいます。
アスペルガー症候群の配偶者に対して、例えば、訴訟の手続きで離婚を求める場合、具体的な配偶者の言動を主張、立証して、婚姻を継続し難い重大な事由に該当すると主張することになることが多いと思います。
離婚について、分からないことがありましたら、弁護士までご相談ください。