コラム
【弁護士コラム】親子関係の発生
親子関係の発生 婚姻中の夫婦の子である嫡出子と父母の間の親子関係は、出生により成立します。 非嫡出子と母との関係は、分娩の事実によって発生すると判断した最高裁判所の裁判例があります。 非嫡出子と父との関係は、認知によって発生します。胎児も認知することができます。父が認知をしない場合、認知を求める調停をすることができます... 続きはこちら≫
【弁護士コラム】離婚、姻族関係の発生、消滅
配偶者との親族関係は法律上の婚姻によって生じます。したがって、戸籍の届け出が必要です。法律上の婚姻によって、配偶者の血族との間の姻族関係も生じます。内縁関係では、親族関係は生じませんし、相続もできませんが、夫婦間の同居協力義務などは生じると考えられています。 配偶者との親族関係は、離婚によって消滅します。... 続きはこちら≫
【弁護士コラム】離婚、親族の範囲
民法では、親族という概念が規定されています。親族とは、6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族をいいます。 血族については、子、孫、父母、兄弟姉妹など血のつながりのある場合だけでなく、養子と養親のように、法定の血族を含みます。 本人からみて、父母、子は、いずれも1親等です。祖父母、孫は、いずれも2親等です。兄弟姉妹は、2... 続きはこちら≫
【弁護士コラム】養育費の合意成立後の請求手続
離婚調停で養育費の支払いについて合意をしたものの、相手方が支払いをしない場合には、次のような制度があります。 まず、履行勧告、履行命令という制度があります。しかし、これらの制度については、いずれも強制力がないので、実効性に乏しいという問題点があります。 次に、調停調書は、債務名義となるため、これに基づき、... 続きはこちら≫
【コラム】女性弁護士による離婚相談
女性の相談者の方のなかには、「プライベートなことを話すので、女性の弁護士さんのほうが話がしやすい。」「同じ女性の方が自分の気持ちを理解してもらえそうなので、女性の弁護士さんに相談したい。」というお気持ちの方もいらっしゃいます。 当事務所では、女性のご相談者のなかで女性弁護士のご相談を希望される方には、女性弁護士が対応さ... 続きはこちら≫
【コラム】不貞行為と慰謝料請求
当事務所では、「夫が浮気をしたので、浮気相手に慰謝料請求をしたい。」、「妻が浮気をしたので、離婚を考えており、浮気相手だけでなく妻にも慰謝料請求をしたい。」などというご相談を受けることがあります。 不貞行為とは、配偶者のある者が、自己の自由な意思に基づいて、配偶者以外の者と性的な関係をもつことをいいます。 配偶者が不貞... 続きはこちら≫
【コラム】試行的面会交流
子の面接交渉の調停の場などで、裁判所において、試行的面会交流が行われる場合があります。 面接交渉は、通常は、父母が連絡を取り合って、面接交渉の日時、場所などを決めます。しかし、父母の間で話し合いが進まない場合などには、裁判所において、試行的に面会交流がされる場合があります。 この面会交流には、一般的には、子供の様子や親... 続きはこちら≫
財産分与の請求手続
協議離婚の場合には、まず、夫婦間で協議をします。協議が成立しないときには、家庭裁判所の調停手続で話し合いをします。最終的には、家庭裁判所の審判によって定められます。 調停離婚を求める場合、離婚調停の申し立てのなかで、離婚とともに財産分与の請求をすることができます。その結果、離婚調停手続において、合意に達すれば、離婚とと... 続きはこちら≫
家事調停手続における書面の提出
家事調停手続のうち、ここでは、夫婦関係調整の調停手続を例にとって、裁判所に対する書面の提出について説明します。 家事調停手続は、当事者間の話し合いによって紛争の解決を目指す手続であり、裁判所が強制的に結論を決めることはありません。 もっとも、家事調停手続において、主張や意見などを記載した主張書面、主張等を裏付ける資料な... 続きはこちら≫
夫婦関係調整の調停申立
家事調停手続の申立てについて、夫婦関係調整の調停申立を例にとって説明します。 まず、調停の申立ては、原則として、相手方の住所地を管轄する家庭裁判所に申し立てる必要があります。もっとも、相手方と管轄について合意できるのであれば、合意した家庭裁判所に調停を申し立てることもできます。 申立てにあたっては、弁護士を代理人として... 続きはこちら≫