コラム
【コラム】慰謝料請求を受けた場合の対応④求償
不貞行為(不倫)があったことを理由に慰謝料請求を受け、示談をして慰謝料を支払った場合、全額が支払った方の負担となるのでしょうか。 例えば、Aの夫Bが独身女性のCと不貞関係をもち、AとBが離婚した場合、Aは、Cに対し、不法行為に基づく損害賠償請求をすることが考えられます。 この場合、CとBは、連帯して、損害賠償債務を負う... 続きはこちら≫
【コラム】慰謝料請求を受けた場合の対応③慰謝料の金額
不貞行為をした後、不貞行為の相手方の配偶者から慰謝料請求を受ける場合があります。 慰謝料請求は、内容証明郵便が届く場合もありますし、いきなり訴状が届く場合もあります。 例えば、内容証明郵便で300万円の慰謝料請求を受けた場合、 不貞行為があったことが事実であれば、相手方の主張する金額を支払わなければならないのでしょうか... 続きはこちら≫
【コラム】財産分与の債務者の破産
離婚における財産分与として金銭の支払いを命ずる裁判が確定し、その後、財産分与の分与者が破産した場合に、財産分与金の支払いを目的とする債権は、破産手続き上、どのように扱われるのでしょうか。 これが、破産債権と扱われると、一般債権者と同様、配当による満足した受けることができなくなります。 一方、取戻権が認めら... 続きはこちら≫
【コラム】慰謝料請求を受けた場合の対応②不貞行為の否認
身に覚えがないにもかかわらず、不貞行為(不倫)を理由に慰謝料請求を受ける場合も考えられます。 不貞行為(不倫)については、慰謝料を請求する側が、常に訴訟においてこれを立証するに足る客観的な証拠を入手したうえで、請求をするとは限りません。 突然、身に覚えがないにもかかわらず、裁判所から、特別送... 続きはこちら≫
【コラム】モラハラ(モラルハラスメント)と離婚原因
ご相談のなかで、モラハラ(モラルハラスメント)が原因で離婚できますか、というご質問を受ける場合があります。 民法の離婚に関する条文には、モラハラ(モラルハラスメント)という文言はでてきません。 民法は、離婚原因として ①配偶者に不貞な行為があったとき ②配偶者から悪意で遺棄されたとき ③配偶者の生死が3年... 続きはこちら≫
【コラム】ご両親とご一緒の離婚相談
「ご相談のご予約の際、両親と一緒に法律相談に行ってもいいですか?」 というご質問を受けることがあります。 もちろん、当事務所では、ご両親とご一緒に離婚の法律相談にお越しいただいても大丈夫です。 実際に、ご両親と一緒に離婚の法律相談にいらっしゃる方もあります。 また、ご兄弟と一緒に法律相談にいらっしゃる方もあります。 離... 続きはこちら≫
財産分与と慰謝料との関係
財産分与と離婚に伴う慰謝料請求権は、どのような関係にあるのでしょうか。 財産分与請求権については、 ①婚姻中に形成した夫婦共同財産の精算 ②離婚後の相手方の扶養 ③離婚による精神的苦痛に対する慰謝 の3つの要素があると考えられます。このうち、①が中心的な要素となります。 最高裁判所の裁判例のなかには、 「財産分与として... 続きはこちら≫
【コラム】財産分与として不動産を譲渡する場合と税金
離婚に伴う財産分与について、不動産を分与するケースもあります。 離婚に際し、財産分与として不動産を譲渡する場合、事案によっては、課税される場合もあります。 財産分与として、不動産を譲渡するにあたり、譲渡所得を生じたものとして課税されることについて錯誤があった場合、財産分与の合意は、錯誤により無効となるのでしょうか。 最... 続きはこちら≫
【コラム】慰謝料請求を受けた場合の対応①破綻の抗弁)
不倫(不貞行為)にもとづく慰謝料請求に対する反論等①破綻の抗弁) 不倫(不貞行為)があったことを根拠として、不倫(不貞行為)の相手方が慰謝料請求をされた場合、不貞行為があった当時、夫婦関係が破綻していた旨の反論がなされる場合があります。 最高裁判所の裁判例では、「甲の配偶者乙と第三者丙が肉体... 続きはこちら≫
【コラム】利益相反行為と遺産分割の協議
民法826条2項は、親権を行う者が数人の子に対して親権を行う場合において、その1人と他の子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その一方のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない旨規定しています。 共同相続人中の数人の未成年者が、相続権を有しない1人の親権者の親権に服... 続きはこちら≫