コラム
離婚、不貞行為を理由とする慰謝料請求訴訟と証拠
1 はじめに このコラムでは、不貞行為を理由とする慰謝料請求において、不貞行為の存在を立証するための証拠について、具体的な事例を仮定して、説明します。 Aさんは、5年前に結婚し、3歳になる長男がいます。 Aさんは、夫Bさんの行動を不審に思い、調べたところ、Bさんが、Cさんと半年ほど前から不貞関係... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント⑧精算条項
離婚調停において、調停が成立する場合には、通常、精算条項を入れます。 精算条項を入れれば、通常、調停成立後に慰謝料、財産分与などの請求はできなくなります。 もっとも、養育費については、事情の変更があれば、通常、増額調停、減額調停をすることができると考えられます。 また、面会交流(面接交渉)については、調停... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント⑦面会交流(面接交渉)
離婚調停において、面会交流(面接交渉)が問題となる場合もあります。 調停手続は、大ざっぱに言えば、家庭裁判所での話し合いの手続きですので、当事者の合意が基本になります。 面会交流の条項を入れなくても、当然に、子供と会うことができなくなるものではないと考えられます。 子供の年齢によっては、子供... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント⑥年金分割
離婚調停において、年金分割が問題となる場合もあります。 年金分割とは、おおまかに言えば、婚姻期間中の厚生年金の保険料の納付記録を分割する制度です。旧共済年金についても、年金分割の対象になります。 年金分割は、婚姻期間中の厚生年金が対象になりますので、婚姻前の厚生年金、離婚後の厚生年金は、分割... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント⑤養育費
離婚調停において、養育費が問題となる場合もあります。 養育費は、月払いが原則です。 養育費の金額については、いわゆる算定表を参考にする場合が多いと思います。この場合、お互いの収入が養育費を決めるうえでの、大きな要素となります。 養育費の終期については、20歳と決める場合が比較的多いと思います... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント④財産分与
離婚調停のポイント④財産分与 離婚調停において、財産分与が問題となる場合があります。 財産分与とは、大ざっぱにいえば、離婚時に婚姻時から別居時までの間に増えた財産を公平に分配することです。 財産分与の対象となる財産は、原則として婚姻時から別居時までに得た財産です。もっとも、相続によって得た財産や親族から贈... 続きはこちら≫
【コラム】不貞行為と慰謝料獲得のために必要な証拠
1 はじめに 不貞行為を理由とする慰謝料請求訴訟において、不貞行為を立証するためには、どのような証拠が必要となるのでしょうか。 ここでは、次のような事例を仮定し、説明します。 2 事例 Aさんは、夫Bさんと5年前に結婚しました。 AさんとBさんの間には、4歳の長女と2歳の長男がいます。 Aさんは、夫... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント③慰謝料
離婚調停において、慰謝料の請求が問題となる場合があります。 離婚における慰謝料とは、離婚によって被る精神的苦痛による損害の賠償です。 慰謝料は、通常、婚姻関係の破綻の原因となった側が、相手方に支払います。 性格の不一致によって離婚に至った場合などは、お互いに慰謝料を請求しない場合もあります。 調停手続きにおいて、慰謝料... 続きはこちら≫
【コラム】豊橋市の離婚情報
1 豊橋市の離婚件数 愛知県豊橋市の離婚件数は、平成27年、633件でした(注)。 豊橋市は、37万人を越える人口がありますので、全国の自治体のなかでは、多いです。もっとも、離婚率については、全国の自治体のなかで、特別高くはありません。 2 豊橋市の離婚率 愛知県豊橋市の離婚率は、平成27年、人口1000人... 続きはこちら≫
【コラム】離婚調停のポイント②離婚
離婚調停のポイントとして、このコラムでは、子供の親権についてとりあげます。 夫婦間に未成年の子がいる場合、子の親権者を決めなければ、離婚をすることはできません。 離婚調停手続において、親権に争いがある場合などには、家庭裁判所調査官による調査が実施される場合もあります。 離婚すること自体を合意... 続きはこちら≫